LubuntuにplayonlinuxでKindleをインストール
今更だけどKindleがすげぇ便利だと気づいた。
RMSが電子書籍反対派なので自分も真似して反対派ぶってたけどやっぱり便利なものは便利。
つーわけで技術書とかPCで読めたら捗るのになーと思って愛用のLubuntuにインストールすることにした。
wineで解説してる記事が多いけど一部playonlinuxでの解説記事があって、Kindleもパッケージから自動インストールに対応してるっぽかったのでこいつでやろう。
wineのバージョンに気を配る必要もなく、(アプリごとに各種設定が必要というデメリットはあるが)特定のディレクトリ以外は汚さない。
- playonlinuxをインストール
- Kindleをインストール
- Microsoft Fontsをインストール
- Initializingをキャンセル
- ショートカット作成
- 日本語フォントをインストール
$ sudo apt-get install playonlinux
playonlinuxを起動し、サイドメニューのInstall a programをクリック。
(My環境はLANG=en_US.UTF-8。ja_JPの人は日本語で表示され、かつこの後のフォント関連の問題も無関係かもしれない。)
パッケージがロードされる。終わったらAccessoriesの中にKindleがあるので選択してInstall。
wine1.7.39(執筆時点)と各種必要なソフトウェアがインストールされる。
Microsoft fonts aren't installed; I'll install them for you.と言われたらNext、I Agreeにチェックを入れNextで必要なフォントがインストールされる。
環境が日本語の人は恐らくここまでで無事に日本語フォントがインストールされるのではなかろうか。
そのままKidleが起動されるので書籍リストや目次、辞書等で日本語が表示されることを確認してほしい。
必要ないかもしれないが、自分の環境だと(Lubuntu16.04でもLinux Mint Mayaでも)いつまで待ってもKindleのInitializingとPlayonlinuxのインストール完了待ちメッセージがなくなることが無かったため、一旦キャンセル。
Playonlinuxのメインメニューに戻り、Configureをクリック。
amazonkindleを選択し、GeneralタブのMake a new shortcut from this virtual driveを選択。
Kindleのアイコンを選択し、Nextをクリック。これでPlayOnLinuxのアプリ一覧にもデスクトップにもショートカットが作成される。
~/PlayOnLinux's virtual drives/amazonkindle/drive_c/windows/Fontsフォルダに好きな日本語フォント.ttcをコピー
PlayOnLinuxのメニューからConfigure->Kindle->wineタブ->Registry Editorを開く
メニューのRegistry->Import Registry Fileから次の内容のファイルをインポート。
REGEDIT4 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\Fonts\Replacements] "Andale Mono"="フォント名" "Arial Unicode MS"="フォント名" "Batang"="フォント名" "Dotum"="フォント名" "MS Gothic"="フォント名" "MS Mincho"="フォント名" "MS PGothic"="フォント名" "MS PMincho"="フォント名" "MS UI Gothic"="フォント名" "Tahoma"="フォント名" "MS ゴシック"="フォント名" "MS 明朝"="フォント名" "MS Pゴシック"="フォント名" "MS P明朝"="フォント名"
以上で書籍名も日本語書籍の目次も辞書も日本語化されているはず。
参考にさせていただいたページ
PuppyLinux 無料で楽しく: PlayOnLinuxの基本的な使い方(インストール編)
Kindle for PC を Debian/sid (amd64) で動かす - Engineer in garage
Ubuntu 16.04 に Kindle for PC をインストールする - nkenbou のはまり日記
keiのPC技術ノート: Wineの日本語文字化け解決